MinillaでModule::Build::XSUtilを使う

もう先週の話になりますが、拙作 Module::Build::XSUtilがサポートされたMinilla 0.7.0がリリースされました。

Module::Build::XSUtilとは?

Module::Build::XSUtilはModule::Install::XSUtilと同等の機能をModule::Buildで実現するためのモジュールです。以下の機能があります。

MinillaでModule::Build::XSUtilを使用する方法

minil.tomlに以下のようにXSUtilセクションを記述してください。

[XSUtil]
needs_compiler_c99 = 1
generate_ppport_h = 1
cc_warnings = 1

この設定で、コンパイラのC99サポートのチェック、ディストリビューションのトップディレクトリにppport.hを生成、コンパイラの警告の有効化が行われます。

ファイルを生成する 'generate_ppport_h' と 'generate_xshelper_h' はファイルパスを指定することも可能です。(この機能はMinilla 0.7.0の時点ではバグっていて、0.7.3で修正してます。)

[XSUtil]
generate_ppport_h = "lib/Your/XS/ppport.h"