YAPC::Asia Tokyo 2015に行ってきた #yapcasia
YAPC::Asia Tokyo 2015に行ってきました。
今年は開催時期の近辺で仕事が忙しくなることが事前にわかっていたのでトークには応募せず、個人スポンサーとして参加しました。
↓の個人スポンサーのノベルティのタンブラーが非常に良かったです。大事に使います。
スタッフの皆様、良いネットワークを提供してくださったCONBUの皆様お疲れ様でした&ありがとうございました。
以下、聞いたトークの雑な感想です。特に意識してなかったけどハードウェア系を中心に見ていた模様。
前夜祭
1日目
Web由来の組み込みエンジニアの半年間のすべて 〜WebとiOSとBLEとハードウェアデバイスのこと〜
スマートロックロボット「Akerun」の開発に関するお話。発表者のkazuphさんとは懇親会でも耐久試験の話などいろいろでき、Akerunステッカーもいただけたので良かったです。
どうしてもPerlでドローンを飛ばしたい人のためのハードウェアハック概論
既存のドローン(クアッドコプター)に電気的に介入して制御する話+ドローンを自作する話でした。暴走しないように電気的な対策を講じているのが倫理があって非常に良い感じ。
Yet Another Perl Cooking
低温調理の話。他のハードウェア系の人が安全対策しているのと対照的にヒューズなしの電源ハックなど明らかに倫理がないところがmoznionらしく「ロック」って感じで良かった。
大規模でも小中規模サービスでも捗る microservices な Web サービスのつくりかた
サービスが成長していくと自然とmicroservices的なものにたどり着くというのが納得感ある発表でした。
LT
全俺が選ぶこの日のベストLTは「(昔の) PHP が誇った最高の機能 register_globals の真実、そして未来へ」かなー。昔、PHPを書いていたことはあるけどここまで闇が深いとは・・・
2日目
Perlでゼロから作るコンテナ
Linuxのシステムコールの基礎からコンテナの仕組みを学べる発表でした。Linuxの権限周りの説明などは同時通訳が大変そうでひやひやしましたが、とてもおもしろかったです。
Parallelism, Concurrency, and Asynchrony in Perl 6
この発表は本当に素晴らしかった。Perl6がもつ構造的な並列処理、並行処理、非同期処理の仕組みは(いい意味で)キメラ的に他の言語の良い所をとってきてくっつけていて興味深い。俄然Perl6を書きたくなってきた。
あと、Jonathan Worthington氏の英語は聞き取りやすかったので同時通訳なしでも結構いけた。
Profiling & Optimizing in Go
ほぼライブコーディング&デバッギングな発表でした。自分もgolangを書いているのでとても参考になった。
LT
CONBUのライブ設営が最高だった。